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ダイエットしても同じ体重に戻るのはなぜでしょうか?
それには3つの原因があり、それはダイエットしても同じ体重に戻る人の特徴でもあります。
まずはその3つの原因(特徴)に当てはまっているかどうかを確認すること。
その次にダイエットの後、体重を定着させる3つのリバウンド防止策を実践することが重要です。
そうすればあなたの理想体重をずっとキープできるようになっていきます(実際に僕のパーソナルジムでは、そのようなお客様がほとんどです)。
早速、3つの特徴に当てはまっているかどうかをチェックしてみましょう!
この記事を監修した人
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ダイエットしても同じ体重に戻る人の3つの特徴(原因)
ダイエットしても、同じ体重に戻る人の特徴は次の3つです。
- 長期間同じ体重で過ごしている
- 無理なダイエットをしている
- すでに理想体重
文字だけ見ると誤解するかもしれないので、1つずつ分かりやすく解説していきますね。
長期間同じ体重で過ごしている
1つ目の特徴は、長期間同じ体重で過ごしていることです。
長期間同じ体重で過ごしていると、その体重がセットポイントになりやすいのです。
体重のセットポイントとは、体に記憶されている最も維持しやすい体重のことです。
要は体がその体重で慣れてしまっているんですね。
慣れてしまっているものを変えるのは大変なので、一度体重が下がっても元に戻ってしまう傾向があります。
これはちなみに心理的にも言えて、心のどこかで「私はこの体重なんだ」というのが定着していると、その体重から変化するのが難しくなる。
だから変えようとするとストレスがかかり、結局元に戻ってしまうのです。
停滞期との違い
「体重のセットポイントの話と停滞期とはどう違うのですか?」という質問を受けることがあるのでお答えします。
セットポイントとは先ほどもお伝えした通り、慣れ親しんだ体重に戻ってしまうこと。
停滞期とは元に戻ってしまうのではなく、体重の変化が止まってしまうことを言います。
どちらの場合もダイエットしている人からすると辛いものではありますが、違いを覚えておくと心の負担は軽くなると思います。
ダブルパンチなのかな?と悩む必要がなくなるので。
無理なダイエットをしている
2つ目の特徴は「無理なダイエットをしている」です。
無理なダイエットをしていると、肉体的なストレスと精神的なストレスが両方かかります。
人間はストレスを回避しようとするものですので、無理なダイエットは続きません。
続かないのでいつか辞めてしまい、結局リバウンド。
体重が戻ってしまうのも時間の問題でしょう。
ですので、次のような無理なダイエットの例はお勧めしません。
食事制限(カロリー制限)
食事制限やカロリー制限を伴うダイエットはお勧めしません。
とても無理なダイエットと言えるからです。
食事制限やカロリー制限は、人間の生きていくために必要な行動を制限するということ。
生きていくために必要な行動を制限する事は、肉体的にも精神的にも大きなストレスがかかってしまいます。
そんなダイエットは続かないので、挫折するのがオチです。(あなたも経験があるのでは?)
激しい運動
激しい運動するのも無理なダイエットといえます。
我々トレーナーは基本的にトレーニングが好きですが、一般の方はどちらかと言うとトレーニングや運動は嫌いですよね。
好きでもない運動を激しくやってしまったら、続けたいとは思いませんよね。
一時的に効果が出たとしても、激しい運動は続けたくないのが本音だと思います。
すでに理想体重
3つ目の特徴は「すでに理想体重である」です。
体にはベスト体重というものがあり、その人が快適に過ごせたり健康な状態を保つためにちょうど良い体重があります。
ですので、ダイエットをして体重を減らしたとしても理想体重(ベスト体重)よりも減ってしまっている場合、そのベスト体重に戻ろうとしてしまうのです。
だから、ダイエットしても同じ体重に戻ってしまうのです。
ちなみにこれはうらやましい悩みです。
減量したけど元に戻ってしまったお客様の例(30代女性)
僕のパーソナルジムのお客様の中にも、減量したけど元に戻ってしまった方がいらっしゃいます。
その方の体験談を紹介しますね。

どうしても体重を減らしたくて(昔の体重に戻したくて)、ダイエットをしていました。
パーソナルトレーニングを受けながら順調に体重が減っていき昔の体重に到達しました。
そこから欲が出てしまいもっと体重を減らしたいと思い、晩御飯を食べなかったりオーバーワーク気味のトレーニングをしてしまいました。
一時的には減るのですが、やっぱり体重は戻ってしまいます。
私にとってのベスト体重ってあるんだなぁと感じましたし、無理に減らしすぎるのは良くないと反省しています😅
30代 Sさま
ダイエット後に体重を定着させる3つのリバウンド防止策【プロが解説】
続いてダイエットの後に体重を定着させる3つのリバウンド防止策を紹介します。
それは次の3つです。
- 減量のペースをゆっくりにする
- 健康的な食事
- 無理な運動をしない
1つずつ、もう少し具体的に解説をしていきますね。
減量のペースをゆっくりにする(ストレスに注意する)
1つ目の防止策は「減量のペースをゆっくりにすること」です。
なぜ減量のペースをゆっくりにすると体重を定着できるのでしょうか?
それは急激に体重を減らすと、元に戻る力が大きく働いてしまうからです(大きなストレスがかかる)。
ゆっくりにしていけば元に戻る力は小さくて済みますので、元の体重に戻るリスクやストレスが軽減できます。
減量のペースをゆっくりにしてストレスを小さくすれば、減った体重を定着できる可能性がグっと上がります。
健康的な食事
続いての防止策は「健康的な食事を摂ること」です。
多くのジムがダイエットを優先するあまり、健康面をおろそかにする傾向が残念でなりません。(毎日鶏肉やブロッコリー、プロテインだけなど)
人間の体は健康になれば勝手にダイエットできます(無駄な脂肪が落ちます)
なのに健康面をおろそかにするのでは、リバウンドのリスクも上がってしまうのでお勧めしません。
具体的には、次のような食事に注意しましょう。
動物性タンパク質や脂肪を摂りすぎない
動物性タンパク質や脂肪の摂りすぎには注意しましょう。
タンパク質は筋肉を増やし代謝を上げて太りにくい体を作るために必要なものと言われていますが、リスクもあります。
そのリスクとは、血中脂肪が増えすぎたり血中コレステロールの増えすぎで健康面を損なうだけでなく、リバウンドのリスクも上がることです。
プロテインを摂っている人が多いですが、ホエイやカゼイン(乳製タンパク)は特にそのリスクが高いので注意しましょう。
通常、動物性タンパク質を摂る時には脂肪も一緒になって摂ることになるので、自然に脂肪も摂りすぎてしまうのも注意が必要です。
自炊を心がける
自炊を心がけていけば健康的な食事になります。
その理由は、加工食品が少なくて済むからです。
加工食品には食品添加物や薬品が多く含まれており、それらを普段から多く食べてしまっていると体重や体脂肪が増えやすい傾向が強いです。
インスタント食品やコンビニ弁当などの加工食品はできるだけ避けて、可能な限り自炊を心がけましょう。
小麦製品を米製品にする
小麦製品を米製品に変えることも健康的な食事になります。
小麦製品にはグルテンというタンパク質が含まれており(グルテンフリーは別)、そのグルテンが腸を傷つけると言われています(リーキーガット症候群)
その点、米はそのリスクはありませんので、米製品にしていくことで腸を守れます。
腸が傷つくと消化不良になったり栄養の吸収面で不具合が生じ、必要以上に脂肪が増えるリスクがあります。
小麦製品には注意しましょう。
無理な運動をしない
3つ目のリバウンド防止策は「無理な運動をしないこと」です。
無理な運動すると習慣になりにくく、結局のところ運動の効果を得られません。
運動の効果も得にくいしリバウンドするリスクが高くなってしまうので、無理な運動はしないようにしましょう。
また、激しい運動は逆に太りやすくなるケースも多く見られますのでお勧めしません。
おすすめの優しい筋トレ
当ジムがお勧めしているのは「優しい筋トレ」です。
優しい筋トレでは効果が出ないんじゃないか?と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
そもそも筋肉を必要以上につけなくていいんです。
筋肉を増やさないとダイエットできない、メリハリボディが作れないと思っている人が多いですが、そんな事はありません。
筋肉は増やすのではなく引き締めれば良いので、優しい筋トレでもそれができるんです。
(もちろん筋肉を増やそうと思えば、激しい筋トレが必要ですが)
お勧めの優しい筋トレをこの下に紹介しておきますので、一度チャレンジしてみてください。
ダイエットしても同じ体重に戻る人の特徴(原因)とリバウンド防止策|まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事の最重要の部分を以下にまとめます。
ダイエットしても同じ体重に戻る3つの特徴(原因)は、
- 長期間同じ体重で過ごしている
- 無理なダイエットをしている
- すでに理想体重
※具体的には記事をご覧ください。
そして、ダイエット後に体重を定着させる3つのリバウンド防止策は、
- 減量のペースをゆっくりにする
- 健康的な食事
- 無理な運動をしない
※詳しい内容は記事をご覧ください。
机上の空論ではなく結果が出ているダイエットの知識を身に付けて、健康的にスリムになりましょう。
あなたにはあなたに合った体重があります。
一番大切なあなたの体に合わせたダイエットをしましょうね!